VBA講座の目的

本講座の目的

次に本講座の目的、最終的には皆様にどのようになってもらいたいのかということをお話しいたします。
本講座の最終目標は、自分で考えて設計して作って全部自分でできるようになるということが最終目標です。
当たり前思われるかもしれませんがこれは難しいことなのです。

ではどうすればそのようになれるでしょうか?いくつかポイントがございますが、
まず皆様に覚えておいていただきたいことは、「プログラムというのは覚えるものではない」ということです。
たくさんのコードを覚えればいいというものではありません。
覚えるのは基本的な部分だけです。1つ目のポイントはこの基本をしっかりマスターするということです。

では基本以外の部分はどうするかということになるのですが、それ以外の部分は調べるのです。
この「調べる力」というのが非常に重要になります。調べるというのはインターネットや本で調べてそれをそのまま記述するという話ではありません。
調べるというのは、プログラム全般に言えることなのですがきちんとリファレンスマニュアルやドキュメントと呼ばれるプログラムを説明書を読んで自分で理解する、
そしてそれをもとにサンプルコードを書いて動かしてどのような動きをするのか確認する、そしてそれを持って自分が作っているプログラムに実装していく。
これが1つの大きな流れで、これが私のいう「調べる力」です。これが2つ目のポイントで、本講座ではこの調べる力についてきちんと学習していただきます。

最後に、このような流れで作ってもどんなプロのプログラマが作っても必ずバグが出てきます。この「バグをつぶす力」が1つの大きなポイントとなります。
「バグをつぶす力」をつけるためには経験が必要です。数多くのバグに対処し経験を積んでいくために本講座では数多くの練習問題を用意しております。

また、バグに対処するためには概念的な部分を理解しておくことも重要です。
具体的な話をしますと「クラス」や「インスタンス」や「オブジェクト」が何であるのか?そのような概念的な部分をしっかり理解しおくことが大切です。
そのような少し難解な部分も本講座では解りやすく説明しております。
少し難しいと思われた方もおられるかもしれません。大丈夫です。プログラミングは誰にでも出来るように作られています。
例えば100人に1人しか使えないようなプログラミング言語を作ったとしてもだれも使えません。
プログラミング言語は誰でも使えるように作ってありますので難しく考えないでください。

本講座ではそのような難しく感じる部分についても解りやすく解説しておりますし、きちんとわからない点に関してはサポートさせていただきます。

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